台湾の中央通信社によると、高雄市選出でベテランの与党・民進党の立法委員(議員)の趙天麟氏が、中国籍の女性との親密な関係を映した写真数枚がメディアに掲載された。趙氏は既婚で中国籍女性との不倫関係が疑われている。趙氏は24日、謝罪した上で、2024年1月の台湾総統選挙と同時に行われる立法委員選挙への不出馬を宣言した。(写真は中央通信社のサイト)
台湾紙・聯合報によれば、趙氏は4期連続当選のベテラン議員で愛妻家のイメージが強かった。また、立法院(議会)では国防外交委員会委員で、中国籍の女性との関係は、国家安全保障上の問題も懸念されている。
趙氏はフェイスブックで「公的な領域で、何も問題を起こしたことはない。過去12年間の立法委員としての人生の中で、内政も国防も全力を尽くした。台湾を守り地元の建設にも力を入れた」などと書いた。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/aipl/202310245008.aspx
https://udn.com/news/story/123797/7528062
