柯文哲氏の選挙応援中に刺激臭 警察がスプレー誤射

政治

逢甲夜市で発生した催涙スプレー騒動の経緯

台中市の逢甲夜市で17日夜、台湾民衆党元主席の 柯文哲 が選挙応援活動中、現場に刺激臭が漂い、周囲の市民や関係者が咳や流涙などの症状を訴える騒動が発生した。当初は何者かによる催涙スプレー攻撃が疑われ、一部では特定の政治勢力による関与やバイクによる無差別噴射の可能性も指摘され、事件は早い段階から政治的緊張を帯びた。

台中市警は専従チームを設置して調査を進め、20日に原因を発表した。それによると、問題のスプレーは外部犯行ではなく、台中市第六分局長・周俊銘が勤務中に行った試し噴射によるものだった。破損の疑いがあったスプレーを地面に向けて試射した際、風で拡散し、結果として複数回にわたり周囲に影響を及ぼしたとされる。

この対応を受け、周は懲戒処分として非管理職へ異動となり、傷害罪で送検された。警政署 は「職務中の対応が不適切」と認定し、全国の警察機関に対し選挙期間中の警備体制強化や現場対応能力の向上を指示した。


政治的波紋と世論の反発

今回の騒動は単なる事故にとどまらず、政治的論争へと発展した。柯文哲は「故意ではない」との認識を示しつつも、初動説明の遅れを問題視し、「早期に説明があれば無用な憶測や対立を防げた」と指摘した。対立を抑制する姿勢を見せた一方で、結果的に初期の発言との整合性が問われる形となった。

これに対し、民進党の 王義川 は警察の説明そのものに疑問を呈し、「ベテラン幹部が誤って噴射するのか」「なぜ3日後に発表されたのか」と批判した。特に発表までの時間差は、情報隠蔽や説明の信頼性に対する疑念を呼び、政治的攻防の材料となった。

さらに、当初は外部勢力の関与が疑われていたにもかかわらず、最終的に警察内部の誤噴と判明したことで、SNS上では柯文哲の発言に対する批判が急速に拡大した。「根拠なく対立を煽ったのではないか」「責任ある説明が不足している」といった声が相次ぎ、世論の不信感を増幅させた。


[出典]

  • <a href=”https://www.cna.com.tw/news/aipl/202604200251.aspx” target=”_blank”>辣椒水風波 柯文哲:分局長第一時間說明可減少對立(中央社)</a>
  • <a href=”https://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/5409833″ target=”_blank”>柯文哲遭噴辣椒水竟是分局長惹禍 王義川質疑說法(自由時報)</a>
  • <a href=”https://news.ltn.com.tw/news/politics/breakingnews/5410010″ target=”_blank”>雙載青鳥?辣椒水事件真相曝光 柯文哲發聲(自由時報)</a>
  • <a href=”https://udn.com/news/story/6656/9453227?from=searchresult” target=”_blank”>柯文哲遭噴辣椒水 分局長試噴遭拔官(聯合報)</a>
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