台湾台東県、果物の対中輸出再開=台湾政府は批判

台東20231208 台湾の中央通信社によると、台湾の台東県政府は5日、同県産の果物であるパイナップルとバンレイシ(シャカトウ)の中国への輸出を再開すると発表した。中国は同県産果物の輸出を約2年前から禁じていた。(写真は工商時報のサイト)

 台湾で対中国政策を所管する大陸委員会は7日、中国が特定の地方政府や政党と話し合い、農水産品の輸出を再開するやり方は、「買弁」(外国協力者)を作り出すやり方だとして不快感を表明した。

 台湾紙の工商時報によると、台東県の饒慶鈴県長は今年10月、北京を訪れ、12月から同県産のパイナップルとバンレイシの輸出を解禁するよう中国側に要請。中国・国務院台湾事務弁公室の朱鳳蓮報道官は、要請に前向きの検討を約束するとともに「国民党や台東県政府と協力し、両岸(中台)交流協力を促したい」と述べた。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/acn/202312070324.aspx

https://www.ctee.com.tw/news/20231025701177-430801

https://www.ctee.com.tw/news/20231025701177-430801
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