台湾・彰化県ヒ(土へンに卑)頭郷の彰水路で22日、私立学校、康橋国際学校秀岡校区(新北市新店区)の高校1年の生徒約30人の自転車隊が、道路を逆走してきた乗用車にはねられた。自転車隊は、自転車による台湾一周旅行の途中だった。
彰化県警察局北斗分局によれば、生徒7人がけがをし、うち男子生徒(15)が意識不明の重体。同分局は車を運転していた、地元の男(40)を逮捕し、彰化地検に送致した。
同局によれば、男は冷房設備の施工業に従事しており、事故当日は工事現場に向かう途中だった。精神的な不調や疲労運転が原因とみられ、アルコール検査では反応なし。事故後も意識は明瞭で、顔に擦り傷を負ったが救急車で雲林キリスト教病院へ搬送され、治療後に自力で退院した。
男は過失致傷の容疑で警察に呼ばれ、「午後に出頭して供述する」と伝えたが、その後連絡が途絶えた。警察は同日夕に準現行犯として男を逮捕した。
男はメディアの電話取材に対し、「物を拾おうとして不注意で事故を起こした」と述べた。
◇出典
https://www.cna.com.tw/news/asoc/202504240027.aspx
https://www.cna.com.tw/news/asoc/202504220365.aspx