中国海警船5隻、金門島の規制水域を航行

2024年2月27日金門島 台湾の中央通信社によると、中国海警局は25日、福建省の海警機関の艦艇の編隊が、台湾・金門島付近でパトロールを行ったと公表した。台湾海洋委員会の管碧玲主任委員は27日、前日に中国の海上監視船1隻が、金門島周辺に台湾側が設定する「禁止水域」、4隻が「制限水域」にそれぞれ入ったと発表した。5隻は短時間で退去したという。

 管主任委員は、立法院(国会)で行われた質疑で答弁し「中国の動きは政治的な意味が大きく、主権宣言の一種だ」と述べた。
 台湾の金門島付近では14日、違法操業中の中国漁船が海洋委員会海署(海巡署)の巡視艇に追跡されて転覆し、乗組員2人が死亡する事故が発生。中国海警局が、金門島周辺で常時パトロールを行うと宣言するなど、緊張が高まっている。

◇出典

https://www.cna.com.tw/news/aipl/202402270049.aspx

◇参考情報
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