台湾桃園市の警察当局は11月7日、桃園区の飲酒店で起きた集団トラブルに関連し、事前の届け出をせず店内で関係者との調整に当たった刑事4人を処分すると発表した。トラブルは6日未明に発生し、通報で駆け付けた部隊が上空に向けて4発の威嚇射撃を行った。
現場は桃園区宝山街の店舗。中央社によると、店外で客同士の争いや集団による騒ぎが起き、桃園分局が即応部隊を出動させた。警察は、衝突の拡大を防ぐために威嚇射撃を行ったと説明している。原報道の「酒店」はここでは接客を伴う飲酒の店を指し、宿泊施設としてのホテルとは区別される。
処分対象の4人は、大園分局と中壢分局の捜査部門で暴力団対策を担当していた。警察側の説明では、管理対象の暴力団関係者が争いの解決のため話し合うという情報を事前に得て、龍潭の飲食店に情報収集のため出向いた。その後、必要な届け出をしないまま宝山街の店の個室へ移り、調整に関わった。
個室で衝突が発生した際、4人は警告して行動を抑えようとしたものの収まらず、先に現場を離れて上司に報告したという。特定の対象者との接触については事後に報告書を提出した。これらの経緯や、治安維持を目的としていたとの説明は、いずれも警察当局によるものだ。
警察は関係者や現場にいた警察官から事情を聴き、資料や映像を確認しているとした。飲酒を伴う店での接触だったことに加え、衝突後の対応も適切でなく、警察への信頼を大きく損なったと説明した。
主な当事者である呉姓の小隊長には重い懲戒記録を付け、行政警察の職務へ異動させる。温姓の分隊長には懲戒記録2回、劉姓と張姓の小隊長には各1回の処分を科し、監督責任も追及する方針だ。今回確認できた処分は服務規律などに関する行政上の措置であり、4人の刑事責任が確定したことを示すものではない。
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(2026年11月8日)
