台湾大陸委員会の邱垂正主任委員は11月7日、香港の民主活動家、黄之鋒氏に新たに懲役10年の判決が言い渡されたことについて、台湾は他の民主主義諸国とともに香港の民主活動家の処遇を引き続き注視し、支援すると表明した。中国当局と香港政府に対し、香港住民の自由、民主主義、人権、法の支配を尊重するよう求めた。
邱氏は、台湾で開かれた香港に関する交流イベント「好友港節市集」に出席して発言した。黄氏が2020年から拘束され、既に長期にわたり自由を奪われている中、さらに重い刑が科されたと批判した。国家安全を名目とする対応は香港の人権と法の支配を傷つけ、国際金融センターとしての評価にも悪影響を及ぼすとの見方を示した。
判決そのものは7日ではなく5日に言い渡された。ロイター通信によると、香港の裁判所は、外国勢力と結託して国家安全を危険にさらした罪で黄氏に懲役10年を言い渡した。検察側は、黄氏が他の活動家らとともに外国側へ対中・対香港制裁などを働き掛けたと主張した。黄氏は9月に起訴内容を認めていた。
黄氏は2014年の「雨傘運動」などで知られ、香港の民主化運動を象徴する人物の1人となった。ロイターによると、黄氏は量刑前の手続きで、香港独立や中国の体制転換を主張したことはなく、外国の資金も受け取っていないと説明した。一方、裁判官は行為の重大性に応じた刑罰が必要だとの判断を示した。
出典
- 黃之鋒加判10年徒刑 邱垂正:台灣持續關注香港民主人士
- Reuters: Hong Kong activist Joshua Wong gets 10 years in jail on national security charge
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(2026年11月8日)
