台湾の最大野党・国民党の立法院議員団は3日、台北市長選に立候補予定の民進党・沈伯洋氏が2014年に発表した文章を取り上げ、薬物政策をめぐる過去の主張について説明を求めた。
議員団によると、沈氏は当時、薬物と医薬品を同一視する趣旨を示し、薬物使用者に薬物や清潔な注射器を提供する地域センターの設置、薬物使用の非犯罪化を主張した。また、新北市が実施した学校での薬物検査を批判していたと指摘した。一方、沈氏は現在、選挙公約に学校での薬物検査を盛り込んでいるとされ、議員団は見解を変えたのか明らかにするよう要求した。
羅智強氏は、沈氏が過去の主張を改めたのであれば、その経緯を説明すべきだと述べた。徐巧芯氏は、沈氏が前日の批判に対して2014年の主張を明確に否定しなかったと指摘した。楊植斗氏は、沈氏が英語の「ドラッグ」には薬物と医薬品の両方の意味があると説明したものの、中国語の文脈で両者を同一視できるのかには答えていないと批判した。議員団は、新北市長選に立候補予定の蘇巧慧氏にも、沈氏の過去の主張や薬物対策、学校での検査を支持するか回答を求めた。
