台湾でTSMC元幹部の半導体技術窃取疑惑、中国での会社設立などを起訴

2026年8月16日、台湾で、TSMCの元主管者が国家核心技術と営業秘密20件余りを盗み、中国側への引き渡しや中国での関連会社設立、台湾の半導体人材の引き抜きを計画したとする起訴内容が取り上げられた。記事は、台湾の中核産業を支える半導体技術をめぐる疑惑として紹介している。

起訴内容によれば、元主管者はTSMCに関係する国家核心技術と営業秘密を20件余り取得したとされる。さらに、それらを中国へ引き渡すことに加え、中国で関連会社を設立し、台湾の半導体人材を集める計画があったと指摘されている。技術情報の取得だけでなく、企業設立と人材獲得を組み合わせた計画として扱われている。

記事はまた、この事件に関連して関係者3人が死亡したとの報道にも言及している。ただし、掲載資料では死亡した関係者の氏名や経緯などの詳細は示されていない。半導体が産業政策上の重要分野にとどまらず、国家安全保障上の問題になっているとの見方も示されている。

台湾の半導体技術や人材の中国への流出をめぐる今回の疑惑は、台湾の経済安全保障に関わる問題である。台湾企業と取引する日本企業にとっても、技術情報の管理や人材移動を含む東アジアの半導体サプライチェーンに関係する動きとなる。

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