桃園市政府農業局は25日、桃園市大園区の農場で飼育されていた家禽がH5N1型高病原性鳥インフルエンザに感染したと発表した。同市での鳥インフルエンザ確認は8年ぶりで、農業局は農場内のホロホロチョウ約2500羽を殺処分し、死体を廃棄するとともに、農場と周辺道路を消毒した。
農場は23日午前、家禽が異常死したと通報した。農業局は通報から2時間以内に職員を派遣して検体を採取し、移動制限を実施した。24日に農業部獣医研究所からH5N1型高病原性鳥インフルエンザの陽性通知を受け、同日、農場内の約2500羽を殺処分した。
農業局は農場内への人や車両の出入りを規制し、防漏密閉型の専用車両で家禽の死体を処理施設へ運び、高温処理によって無害化した。
今後は中央政府の防疫手順に基づき、発生農場から半径1~3キロ以内の養禽場を対象に疫学調査と臨床訪問を実施し、感染状況の監視を続ける。
桃園市動物保護処の王得吉処長は、現時点では単独の感染確認事例で、市政府は関連する防疫措置を完了しており、周辺の調査と監視を続けていると述べた。家禽の生産・流通への影響は出ていないという。
動物保護処は、家禽の異常死や摂食量の明らかな減少を確認した養禽業者に対し、直ちに通報するよう呼びかけた。規定に基づく通報を怠った場合、最高100万台湾ドルの罰金が科され、殺処分された家禽には補償金が支払われない。
