中国外務省は9月28日、台湾をめぐる動画シリーズ「家への道」を公開した。台湾は中国の不可分の一部だとする主張を、中国語と英語で説明する内容で、張鈞凱氏は、習近平国家主席とトランプ米大統領による米中首脳会談後に発表されたことから、台湾統一に向けた宣伝活動の一環だと論じた。
記事によると、習氏は会談でトランプ氏に「台湾独立」に反対する立場を直接伝えた。会談後に発表された共通認識には、両国が第2次世界大戦の同盟国だったことも盛り込まれた。張氏はこれについて、台湾の中国復帰が戦後秩序の一部であることを示すものだとし、カイロ宣言、ポツダム宣言、日本の降伏文書などに言及した。
また、報道によれば、トランプ氏が9月25日に習氏を伴って米国立公文書館を訪れた際、館内からサンフランシスコ平和条約が事前に撤去されたという。張氏は、こうした動きや米中が「第2次大戦の同盟国」と確認したことから、米国が台湾の地位をめぐる主張を抑制していると分析。中国が台湾問題で主導権を強め、米国が台湾海峡への関与を縮小しているとの見方を示した。
