台湾国防省は10月21日、同日午前6時までの24時間に、台湾周辺で中国軍機延べ29機、軍艦6隻、公船9隻を確認したと発表した。軍機のうち延べ23機が台湾海峡の中間線を越え、台湾北部、中部、南西部、東部の空域で活動したという。
台湾の複数方向で軍機活動
観測対象は10月20日午前6時から21日午前6時まで。中国軍機の活動は台湾海峡の中間線付近だけでなく、台湾周辺の広い範囲に及んだ。
台湾海峡の中間線は、中国と台湾の間で長年、事実上の軍事的な境界として機能してきた。ただし、国際法上の正式な国境線ではなく、中国政府はその存在を認めていない。
台湾軍が航空機・艦艇・ミサイル部隊で監視
台湾国防省は、中国軍の活動に対し、航空機、艦艇、地上配備のミサイルシステムを用いて監視・対応したと説明した。
前日の20日発表では、中国軍機延べ14機、軍艦7隻、公船7隻を確認していた。軍機の確認数は前日発表から増えたが、観測期間が異なるため、両日の数値は合算しない。
台湾国防省は中国軍の動向を日次で公表しており、台湾周辺の軍事的な緊張を把握する指標となっている。
