ミアシャイマー氏「台湾独立なければ中国の対台湾武力行使は今後10年低確率」

米シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授は10月1日、動画投稿サイトに公開した動画で、中国が今後10年間に台湾へ武力行使する可能性は極めて低いとの見方を示した。ただし、台湾が独立を宣言すれば、中国は攻撃に踏み切ると指摘した。

同氏は、中国にとって台湾は妥協できない「神聖な領土」だと説明。台湾海峡を越える上陸作戦は難度が高く、部隊が海上で攻撃にさらされるほか、中国軍は1979年以降、実戦経験がないと述べた。米国と日本が台湾防衛に加わる場合、多数の無人機や米軍潜水艦によって中国の上陸部隊は大きな損害を受ける可能性があるとも語った。

米国、日本、台湾が中国に勝利を保証する必要はなく、侵攻すれば莫大な代償を払うと北京に認識させれば、10年程度は軍事行動を抑止できると分析した。一方、米国は台湾海峡の衝突を避け、現状維持を望んでいると説明。台湾に独立の兆候があれば、米国は速やかに強硬な手段で阻止し、独立の宣言やその示唆も受け入れないと伝えるとの見方を示した。

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