台湾電力の曾文生董事長は14日、AIと半導体産業の電力需要増加に対応するため、今後15年間で変電施設43カ所を新設・増設し、送電線を計1922キロ整備する計画を示した。変電容量は約52ギガワット増やし、電力品質と系統安定化のため静的同期補償装置12セットに約300億元を投じる。発表は台北市内の国際智慧能源週で行われた。
台湾電力は、半導体産業の電力使用量が現在の約520億キロワット時から2035年には1100億キロワット時へ増え、全国消費の約3割に達すると見込む。南部科学園区では2031年の負荷が約4ギガワットに達する見通しで、発電量だけでなく需要地へ送電する網の整備が課題になっている。大型AIデータセンターは電源に近い立地を促す方針も示した。
