2026年8月16日、台湾で、飲料大手・大西洋飲料の元常務取締役兼総経理(社長に相当)孫幼英被告に対し、台湾高等法院の更一審は証券取引法違反で懲役9年2月を言い渡した。判決によると、被告は会社資金を流出させ、財務報告に重大な虚偽記載をさせたとされる。判決は上訴できる。
孫被告は2018年から2019年にかけ、実質的に経営していた会社の銀行債務を返済する目的で、大西洋飲料に高雄、台南、新店の不動産を不利益な条件で購入させたり、借入金に転換させたりしたとされる。これにより、大西洋飲料に重大な損害を与え、約6億5812万6213台湾ドルの不法利益を得たと認定された。
さらに、実際には取引していない8社との糖原料取引を装い、架空の請求書を使って大西洋飲料から約1億852万8700台湾ドルを流用したとされる。判決で示された2件の金額は合わせて約7億6665万4913台湾ドルとなる。事件は、飲料ブランド「アップルサイダー」を生産する企業の元幹部をめぐる会社資金流出事件であり、判決は上訴の対象となる。
