高虹安・新竹市長への野党の再選支援

高虹安・新竹市長が選対本部開設 国民党・民衆党幹部が集結

台湾の高虹安・新竹市長は10月18日、市内で再選に向けた選挙対策本部と後援会の設立大会を開いた。国民党の鄭麗文主席(党首)、民衆党の黄国昌主席、同党創設者の柯文哲氏らが出席し、11月28日の統一地方選挙に向けて支持を表明した。鄭氏は、高氏が国民党員ではないことに触れた上で、党として再選を全面的に支援すると述べた。

大会は新竹市港南地区の会場で開かれた。国民党籍の盧秀燕・台中市長、黄敏恵・嘉義市長、饒慶鈴・台東県長ら地方首長に加え、両党の立法委員(国会議員)や地方議員も参加した。国民党と民衆党の幹部、地方組織が同じ候補の応援に集まる形となった。

鄭氏は、高氏がこれまで司法案件などの圧力に直面しながら市政を継続してきたと評価。党派を超え、新竹市の将来のために再選を支えると訴えた。「国家機構による圧力」との批判も述べたが、これは鄭氏による政治的な主張だ。

柯氏は、4年前に高氏を新竹市長候補として推薦した経緯を振り返り、引き続き市政を担う能力があると主張した。半導体産業が台湾経済で大きな位置を占めることに言及し、科学技術都市である新竹には、高氏のように技術に理解のある行政トップが必要だと訴えた。

盧氏も、新竹の発展には科学技術を理解し、活用できる市長が必要だとして再選支持を呼び掛けた。黄氏は新竹市と嘉義市の都市間交流に触れ、饒氏は高氏が困難の中でも地方建設を進めてきたと評価した。

台湾の理財周刊によると、韓国瑜立法院長も録画メッセージを寄せ、高氏への投票を呼び掛けた。大会では選挙用の楽曲と映像も初公開され、陣営は市政の継続と次の任期での発展を訴えた。

今回確認できたのは、新竹市長選で高氏を支援するために両党幹部らが集まった事実と、国民党側の全面支援の表明だ。台湾全域の選挙区について、両党が一律の候補者調整や統一支援の仕組みに合意したと発表したものではない。

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