台湾の蔣万安・台北市長の陣営は10月19日、11月28日の市長選での再選に向け、盧秀燕・台中市長を選挙対策本部のトップに据えると発表した。台北市を地盤とする国民党の立法委員(国会議員)5人も副責任者に起用し、選挙実務や政策、組織運営を分担する。
選対本部主任委員に就く盧氏は、選挙戦全体を統括する。蔣氏は、省議会議員、立法委員、市長の各選挙を経験した盧氏の実績を評価し、自ら就任を要請したと説明した。現職として市政に対応しながら選挙活動を進めるため、経験豊富な支援体制を整える狙いを示した。
副主任委員となるのは羅智強、徐巧芯、頼士葆、李彦秀、王鴻薇の5氏だ。羅氏が選挙実務の総責任者、徐氏が執行担当、頼氏が政策担当、李氏が組織担当、王氏が争点対応の担当をそれぞれ兼ねる。
盧氏は、蔣氏には市政を担う責任があり、選挙活動に専念できる対立候補とは時間の使い方が異なると指摘した。「市政は蔣氏に、選挙は私たちに」との役割分担を掲げ、再選を支える考えを示した。
蔣氏は、盧氏とは立法院時代から法案審議や予算監督で協力し、市長就任後も市政の経験を共有してきたと説明。共通する価値観として「市政優先」を挙げた。自身の発信では、台北ドームの開業やエヌビディアの拠点誘致などを実績に挙げ、AI関連拠点の整備や都市再開発を進める方針を訴えた。
盧氏は国民党の江啓臣・台中市長候補の選対トップも兼ねている。19日午前には、蔣氏の支援を引き受けるに当たり江氏と協議し、賛同を得たと説明した。江氏も、党内で役割を分担し、団結して選挙に臨むと述べた。
一方、民進党の沈伯洋・台北市長候補は、公視の取材に対し、同党は台北で従来から挑戦者の立場にあるとして、最後まで活動を続ける考えを示した。2028年総統選への対応を問われた蔣氏は、国民党の最も有力な候補を支持すると答えたが、自身の出馬方針は表明していない。
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出典
- 盧秀燕任蔣萬安競總主委 5藍委任副主委拚市長連任
- 盧秀燕擔任蔣萬安競總主委 江啟臣:大家分工合作
- 受邀任蔣萬安競選總部主委 盧秀燕:臨危受命為打贏選戰
- 盧秀燕任北市長選戰競總主委 蔣萬安:「市政優先」是我們最重要的共同價值
