台湾・新北市金山区の陽金公路(台2甲線)で11月5日午後1時50分ごろ、道路脇の斜面を補修していた男性作業員2人がクレーンの先端に取り付けた作業台から転落し、搬送先で死亡した。警察はクレーンのアームが山肌に接触した可能性があるとみて、詳しい経緯を調べている。
事故が起きたのは、台2甲線の起点から5.2キロの地点。台湾交通省公路局の北区養護工程分局による斜面の補修工事が行われていた。中央通信社によると、警察と消防が通報を受けたのは午後1時49分だった。
Newtalkによると、67歳の運転手がトラック搭載型のクレーンを操作していた。30歳と49歳の作業員はおいと叔父の関係で、斜面を保護するための網を張り、土を吹き付ける作業に当たっていた。2人はアーム先端の柵付きの作業台に乗っていたという。
警察の初期調査では、クレーンのアームが山肌に接触し、その際に作業員が高所から落ちた可能性がある。Newtalkは約10メートルと報じた一方、聯合報は約20メートルと伝えた。落下した高さについて報道に差があり、中央通信社は具体的な高さを示さず、高所から転落したと報じた。
救急隊が到着したとき、1人は心肺停止状態で、もう1人は意識を失っていた。2人はそれぞれ台湾大学病院金山分院と基隆長庚紀念病院に運ばれたが、救命措置の後に死亡が確認された。
新北市消防局のウェブサイトが紹介した台湾テレビの報道は、作業台と人が落ちた高さを分け、作業員は約10メートルの高さから落ちたと伝えた。作業台の動きも含めた詳しい状況は、初期の情報だけでは確定できていない。
警察は現場を封鎖して証拠を集め、工事の責任者と運転手から事情を聴いた。労働検査当局も調査に加わる。クレーンが山肌に接触した詳しい経緯や、作業台からの転落を防ぐ措置がどのように取られていたかは、今後の調査で確認される。
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(2026年11月6日)
