中国空母「遼寧」が第1列島線東方で活動、台湾が警戒

台湾の呉釗燮国家安全会議秘書長は10月28日、中国海軍の空母「遼寧」を中心とする部隊などが第1列島線東方の海域で演習していると指摘した。台湾、日本、フィリピンが共通の脅威に直面しているとの認識を示し、動向を注視していると述べた。中央通信社が同日報じた。

呉氏はXへの投稿で、中国海軍の艦艇に加え、海警局や海事当局などの公船の活動状況を示す図を公表した。図には九州西方からフィリピン海に至る広い範囲の船舶が示され、東シナ海、台湾海峡、南シナ海での活動も含まれている。

中央通信社によると、図に示された遼寧の編隊はフィリピン海に位置していた。台湾の北西、南西、東側にも中国海軍の艦艇があり、台湾東方では中国の公船の活動も示された。

呉氏の発言は、空母だけでなく周辺の艦艇・公船の展開を合わせて地域の安全保障上の圧力と捉えたものとなる。一方、公表された活動図に記載された船舶すべてが、同じ演習や共同作戦に参加していたとまでは今回の報道から確認できない。

出典:中央通信社(10月28日)

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