台湾の民進党の台北市長選候補、沈伯洋氏の陣営は10月29日、選挙関連サイトが国外のIPアドレスから相次いで攻撃を受けたと発表した。中央通信社が同日報じた。陣営は2件の事案について緊急対応し、各サイトや活動ページは復旧したと説明した。
沈氏は、公式サイトの権限取得を狙う試みは成功しなかったと説明した。一方、陣営によると、23日以降に狙われた複数の関連サイトでは、アップロード機能の設定不備を利用してサーバーが侵入され、偽装した管理者アカウントや遠隔操作プログラムが設置されたという。
陣営は28日未明に異常を発見し、同日夜までに不正プログラムと偽装アカウントを除去。パスワードや暗号鍵を変更し、防護サービスを通した通信だけを受け入れる構成に改めた。
別の事案では、選挙カーの巡回ルートへの参加を登録する新設サイトに、約1時間で7万件以上の偽登録が送られた。陣営は登録時のログインを必須にし、自動化された攻撃を遮断したとした。被害や復旧状況は陣営側の説明であり、国外IPの使用だけで特定の国家や組織の関与を判断することはできない。
