台湾国防省は10月27日、中国軍の航空機3架次、軍艦8隻、中国当局の公船4隻が台湾周辺で活動していたと発表した。観測期間は26日午前6時から27日午前6時までの24時間。中国軍機は台湾北部と南西部の空域で確認された。台湾軍は航空機、艦艇、地上配備のミサイルシステムを使い、中国側の活動を監視した。
中国軍機は北部と南西部で確認
台湾国防省が27日朝に公表した定例発表によると、中国軍機3架次が台湾周辺で活動した。活動が確認されたのは台湾北部と南西部の空域。中国軍機が台湾海峡の中間線を越えたかどうかについて、今回確認した中央通信社の記事本文には具体的な記載がない。台湾国防省は軍機の機種、個別の飛行経路、活動時間についても、今回の報道では詳細を明らかにしていない。
軍機の活動と並行して、中国海軍の艦艇8隻と中国当局の公船4隻が台湾周辺で確認された。
台湾軍は航空機・艦艇・ミサイルで監視
台湾国防省は、中国側の活動に対し、任務に当たる航空機と艦艇、地上配備のミサイルシステムを使って監視・対応したと説明した。今回の発表は、台湾軍が一定期間内に把握した中国側の活動状況を示すもので、中国軍による武力攻撃や実弾発射が発生したことを意味しない。
台湾国防省は26日にも、中国軍艦6隻と公船9隻が台湾周辺で活動していたと発表している。26日発表と27日発表では観測対象となる24時間が異なる。軍艦や公船の数が変化したことは確認できるが、それぞれの船舶が新たに進入したのか、継続して活動していたのかは今回の資料だけでは判断できない。
中国政府は台湾を自国の一部と位置付け、台湾周辺で航空機や艦艇による活動を続けている。一方、台湾政府は中国の主権主張を受け入れておらず、国防省は中国軍機・艦艇などの動向を定期的に公表している。今回の発表では、航空機だけでなく、海上での中国側の活動も継続していたことが分かる。
出典
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(2026年10月27日)
