永豊銀行、418人の口座から4176万台湾元流出 全額返金し原因調査

台湾の永豊銀行は11月4日夜、顧客418人の口座から計427件、総額4176万台湾元が異常送金された事件について記者会見を開いた。曹為実会長と荘銘福総経理が謝罪し、顧客への全額返金を終えたと説明した。外部の情報セキュリティー専門チームを交えて調査し、システム供給業者に損害賠償を求める方針を示した。

同行の説明では、外部の攻撃者が新しいインターネットバンキング取引システムの供給業者の安全設定を利用し、顧客の資金を不明な形で送金した。現時点の証拠では個人情報流出の形跡はないとしている。

異常送金は11月3日に発生した。1件当たりの金額は1万~10万台湾元で、多くが10万台湾元だった。同行は同日午前に顧客からの通報を受けて対応を開始し、送金先の台北富邦銀行に連絡して口座を凍結。午後2時51分までに顧客へ全額を返金した。

曹会長は、返金で事件が終わるわけではなく、原因究明と改善を進めると述べた。銀行は把握した資料を捜査当局に提供する。影響人数は、4日夜の銀行側の説明に基づく418人となった。

出典

中央通信社

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