台湾の顧立雄国防相は11月6日、米国から購入する新造F16V戦闘機(ブロック70)の第2陣3機が、近く台湾に到着すると説明した。具体的な到着日は確定後に公表するとしている。台湾は計66機の調達を進めており、第1陣の単座機2機は10月2日に台東の志航空軍基地に到着した。
中央社によると、顧氏は立法院での施政報告と質疑を前に、記者団の取材に答えた。3機が近く到着するとの情報を認めた一方、正確な日程については国防省が確定した上で説明すると述べた。11月6日の発言は到着の見通しを示したもので、3機の台湾への到着完了を発表したものではない。
調達計画の名称は「鳳翔専案」。中央社は、2020~2026年の継続予算で総額2472億2883万台湾元を投じ、全66機を購入する計画だと伝えた。今回の3機は、この新造機調達の第2陣に位置付けられる。
最近、米ロッキード・マーチンの工場から3機のF16Vが離陸し、テキサス州に向かった様子が航空機愛好家によって撮影された。中央社が取材した事情に詳しい関係者は、この3機が台湾向けの機体であり、第1陣と同様にハワイとグアムを経由して台東へ飛行するとの見通しを示した。
ただし、経由地や移動経路の説明は匿名の関係者によるもので、顧氏が同日に公表した確定日程ではない。今回確認した国防相の発言から分かるのは、3機の到着が近いという見通しと、詳しい日時を改めて公表する方針である。
第1陣の2機に続く受け入れとなるが、今回の到着見通しだけでは、全66機の納入完了時期や各部隊への配備、訓練終了、実戦運用開始までの工程は確定できない。到着予定機数を、既に部隊運用に入った機数として扱うことはできない。
