台湾・台北で2026年9月18日、国家資通安全研究院(資安院)のシステムに内部関係者が侵入し、公文書、人事情報、業務フローシステムのデータを取得した事件をめぐり、台北地方検察署が元資安院前瞻センター研究開発組総監の許世璋ら4人を起訴した。
4人は、資安院のシステムに存在した脆弱性を利用し、公文書、人事、業務フローシステムのデータを自動取得するプログラムを開発、使用したとされる。プログラムは稼働を開始してから2026年3月中旬までの間に、計20万7938回接続した。
台北地方検察署は、4人について個人情報の違法な収集、処理、利用や、コンピューター関連設備への侵入などの罪に問えると判断した。事件の対象となったデータには、資安院が扱う公文書や人事情報、業務フローに関する資料が含まれていた。
検察は現時点で、取得された内部資料が外部に流出したことを示す証拠はないと説明している。起訴された4人のうち、許世璋は資安院の前瞻センター研究開発組で総監を務めていた。
