台湾の顧立雄国防相は11月4日、軍の機密情報に接する人員について、階級や軍人・文官の別を問わず、扱う情報の機密度に応じて安全審査を行うと説明した。国防省は「国軍涉密人員安全調査作業規定」を制定・公布し、機密情報へのアクセス資格を認証する仕組みを設けた。
立法院外交・国防委員会への業務報告で明らかにした。国防省の報告書によると、対象者は機密情報への接触区分に応じた審査を終える必要がある。顧氏は、接する情報の機密度が高いほど審査を厳格にし、全軍の軍人・文官を階級にかかわらず点検する方向を示した。
顧氏は、人員が実際に接する機密情報の程度と審査の仕組みを対応させることが目標だと述べた。資格認証の対象を階級だけで判断せず、実際の情報アクセスに結び付けて管理する。
同日の取材では、最近の中国軍機の活動増加にも言及した。中国軍の脅威は常に存在するとして警戒を呼び掛け、台湾軍は探知した状況を公表し、戦備対応を進めると説明した。
